企業録
業種輸送用機器トヨタ自動車
トヨタ自動車

トヨタ自動車 7203

輸送用機器東証プライム3月決算IFRSglobal.toyota
愛知県豊田市に本社を置く自動車メーカー。連結従業員 390,927人、2026年3月期の営業収益 50.7兆円。
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企業概要 出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.1 ほか

企業名
トヨタ自動車株式会社(TOYOTA MOTOR CORPORATION)p.1
設立
1937年8月(㈱豊田自動織機製作所(現在の㈱豊田自動織機)より分離独立(会社創立)(社名 トヨ)p.5
資本金
635,402 百万円p.3
代表者
取締役副社長 宮崎洋一p.1
本店
愛知県豊田市トヨタ町1番地p.1
電話番号
<0565>28−2121p.1
業種
輸送用機器(東証33業種)JPX
決算期
3月 ・ IFRSp.1
監査法人
PwC Japan有限責任監査法人p.110
従業員数
390,927人(連結)p.2 ・ 73,133人(単体)p.3
関係会社
子会社602社、関連会社・共同支配企業159社p.7
URL

上場企業情報 出所: JPX 銘柄情報有価証券報告書 2026年3月期 p.1

証券コード
7203JPX
市場区分
東証プライム ・ 名証プレミアJPX
33業種
輸送用機器JPX
17業種
自動車・輸送機JPX
規模区分
TOPIX Core30JPX
EDINETコード
E02144p.1
上場
1949年5月p.5
発行済株式総数
15,794,987 千株p.3
直近の有報
2026年3月期(提出 2026年6月10日)p.1
配当
95円 ・ 配当性向 36.4%p.3
東証プライムTOPIX Core30輸送用機器従業員1万人以上配当ありIFRS
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事業の内容 出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.7–9

事業の内容

連結財務諸表提出会社(以下、当社という。)は、IFRSに準拠して連結財務諸表を作成しており、関係会社の範囲についてもIFRSの定義に基づいています。「第2 事業の状況」および「第3 設備の状況」においても同様です。 p.7

当社および当社の関係会社(子会社602社、関連会社および共同支配企業159社(2026年3月31日現在)により構成)においては、自動車事業を中心に、金融事業およびその他の事業を行っています。 p.7

なお、次の3つに区分された事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記5」に掲げるセグメント情報の区分と同様です。 p.7

自動車 当事業においては、セダン、ミニバン、コンパクト、SUV、トラック等の自動車とその関連部品・用品の設計、製造および販売を行っています。自動車は、当社、日野自動車㈱およびダイハツ工業㈱が主に製造していますが、一部については、トヨタ車体㈱等に生産委託しており、海外においては、トヨタ モーター マニュファクチャリング ケンタッキー㈱等が製造しています。自動車部品は、当社および㈱デンソー等が製造しています。これらの製品は、国内では、トヨタモビリティ東京㈱等の全国の販売店を通じて顧客に販売するとともに、一部大口顧客に対しては当社が直接販売を行っています。一方、海外においては、米国トヨタ自動車販売㈱等の販売会社を通じて販売しています。自動車事業における主な製品は次のとおりです。主な製品の種類LS、RX、クラウン、カローラ、RAV4、ヤリス、ハイラックス、カムリ、タコマ、アーバンクルーザー、ハイランダー、ランドクルーザー、ライズ、シエンタ、ルーミー、ヴォクシー、アルファード、ノア、プロフィア、タント ほか金融 当事業においては、主として当社および当社の関係会社が製造する自動車および他の製品の販売を補完するための金融ならびに車両のリース事業を行っています。国内では、トヨタファイナンス㈱等が、海外では、トヨタ モーター クレジット㈱等が、これらの販売金融サービスを提供しています。 p.7

その他 その他の事業では、情報通信事業等を行っています。(事業系統図) p.7

主な事業の状況の概要図および主要な会社名は次のとおりです。 p.8

続きを読む(残り2段落)

上記以外の主要な会社としては、北米の製造・販売会社の統括および渉外・広報・調査活動を行うトヨタ モーター ノース アメリカ㈱、欧州の製造・販売会社の統括および渉外・広報・調査活動を行うトヨタ モーターヨーロッパ㈱、金融会社を統括するトヨタファイナンシャルサービス㈱、ソフトウエアを中心とした様々なモビリティの開発を担うウーブン・バイ・トヨタ㈱があります。 p.8

*日野自動車㈱およびその連結子会社は、2026年4月1日の三菱ふそうトラック・バス㈱との経営統合に伴い、当社の連結子会社から除外されています。 p.8

第一部 第1 企業の概況 3 事業の内容EDINETで原文を開く → p.7–9

主な製品 p.7

LSRXクラウンカローラRAV4ヤリスハイラックスカムリタコマアーバンクルーザーハイランダーランドクルーザーライズシエンタルーミーヴォクシーアルファードノアプロフィアタント

業績指標 連結 17指標 ・ 単体 17指標 ・ 5期 ・ 出所: 有価証券報告書 2026年3月期「主要な経営指標等の推移」 p.2–3

連結(IFRS)

指標直近前期比5期 CAGR推移 (古 → 新)出所
営業収益
百万円
50,684,952
2026年3月期
+5.5%+12.7%p.2
税引前利益
百万円
5,152,996
2026年3月期
-19.7%+6.6%p.2
親会社の所有者に帰属する当期利益
百万円
3,848,098
2026年3月期
-19.2%+7.8%p.2
親会社の所有者に帰属する当期包括利益
百万円
5,308,095
2026年3月期
+32.3%+7.6%p.2
親会社の所有者に帰属する持分
百万円
39,918,854
2026年3月期
+11.1%+11.1%p.2
総資産
百万円
105,522,331
2026年3月期
+12.7%+11.7%p.2
1株当たり親会社の所有者に帰属する持分
3,062.8
2026年3月期
+11.3%+12.6%p.2
基本的1株当たり親会社の所有者に帰属する当期利益
295.2
2026年3月期
-17.9%+9.5%p.2
希薄化後1株当たり親会社の所有者に帰属する当期利益
295.2
2026年3月期
-17.9%+9.5%p.2
親会社所有者帰属持分比率
37.8
2026年3月期
-1.6%-0.7%p.2
親会社所有者帰属持分利益率
10.1
2026年3月期
-25.7%-3.2%p.2
株価収益率
10.7
2026年3月期
+46.6%-0.2%p.2
営業活動によるキャッシュ・フロー
百万円
5,472,920
2026年3月期
+48.0%+10.1%p.2
投資活動によるキャッシュ・フロー
百万円
-1,520,307
2026年3月期
+63.7%-p.2
財務活動によるキャッシュ・フロー
百万円
-536,659
2026年3月期
-372.1%-p.2
現金及び現金同等物期末残高
百万円
12,659,622
2026年3月期
+40.9%+20.0%p.2
従業員数
390,927
2026年3月期
+1.8%+1.2%p.2
単体の指標を見る

提出会社(単体)

指標直近前期比5期 CAGR推移 (古 → 新)出所
売上高
百万円
18,259,979
2026年3月期
-0.1%+9.7%p.3
経常利益
百万円
4,197,319
2026年3月期
-7.5%+17.9%p.3
当期純利益
百万円
3,392,326
2026年3月期
-11.8%+19.0%p.3
資本金
百万円
635,402
2026年3月期
+0.0%+0.0%p.3
発行済株式総数
千株
15,794,987
2026年3月期
+0.0%-0.8%p.3
純資産額
百万円
23,664,924
2026年3月期
+10.0%+12.8%p.3
総資産額
百万円
31,656,325
2026年3月期
+9.0%+10.8%p.3
1株当たり純資産額
1,815.7
2026年3月期
+10.2%+14.4%p.3
1株当たり配当額
95.00
2026年3月期
+5.6%-10.5%p.3
1株当たり当期純利益
260.3
2026年3月期
-10.3%+20.9%p.3
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
260.3
2026年3月期
-10.3%+20.9%p.3
自己資本比率
74.8
2026年3月期
+1.1%+1.8%p.3
自己資本利益率
15.0
2026年3月期
-18.0%+6.0%p.3
株価収益率
12.2
2026年3月期
+35.6%-9.5%p.3
配当性向
36.4
2026年3月期
+17.4%-3.9%p.3
従業員数
73,133
2026年3月期
+2.3%+0.8%p.3
株主総利回り
205.1
2026年3月期
+22.2%+11.6%p.3
単位は指標名の下に記載。前期比は直近期と前期の差、5期 CAGR は5期(4年間)の年平均成長率。推移は各行の最小と最大で正規化した形で、色は前期比の符号。出所列の p.N は有価証券報告書の該当ページ。

沿革 57件 ・ 出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.5–6

  1. 1933年9月㈱豊田自動織機製作所(現在の㈱豊田自動織機)内で自動車の研究を開始 p.5
  2. 1935年11月トラックを発売 p.5
  3. 1936年9月乗用車を発売 p.5
  4. 1937年8月㈱豊田自動織機製作所(現在の㈱豊田自動織機)より分離独立(会社創立)(社名 トヨタ自動車工業㈱、資本金 12,000千円) p.5
  5. 1940年3月豊田製鋼㈱(現在の愛知製鋼㈱)設立 p.5
  6. 1941年5月豊田工機㈱(現在の㈱ジェイテクト)を設立し、精密工作機械の製造事業を移管 p.5
  7. 1943年11月中央紡績㈱を吸収合併 p.5
  8. 1945年8月トヨタ車体工業㈱(現在のトヨタ車体㈱)を設立し、自動車車体の製造事業を移管 p.5
  9. 1946年4月関東電気自動車製造㈱(現在のトヨタ自動車東日本㈱)設立 p.5
  10. 1948年7月日新通商㈱(現在の豊田通商㈱)設立 p.5
  11. 1949年5月東京、名古屋、大阪の各証券取引所に株式を上場(現在は東京、名古屋、ニューヨーク、ロンドンの各証券取引所に株式を上場) p.5
  12. 1949年6月愛知工業㈱(現在の㈱アイシン)設立名古屋ゴム㈱(現在の豊田合成㈱)設立 p.5
  13. 1949年12月日本電装㈱(現在の㈱デンソー)を設立し、自動車用電装品の製造事業を移管 p.5
  14. 1950年4月トヨタ自動車販売㈱を設立し、販売業務を移管 p.5
  15. 1950年5月民成紡績㈱(現在のトヨタ紡織㈱)を設立し、紡績事業を移管 p.5
  16. 1953年8月東和不動産㈱(現在のトヨタ不動産㈱)設立 p.5
  17. 1956年3月トヨタ自動車販売㈱が産業車両を発売 p.5
  18. 1957年10月米国トヨタ自動車販売㈱設立 p.5
  19. 1960年11月㈱豊田中央研究所設立 p.5
  20. 1966年10月日野自動車工業㈱・日野自動車販売㈱(現在は合併し、日野自動車㈱)と業務提携 p.5
  21. 1967年11月ダイハツ工業㈱と業務提携 p.5
  22. 1975年12月店舗用住宅を発売 p.5
  23. 1977年2月個人用住宅を発売 p.5
  24. 1980年3月ティース トヨタ㈱(現在のトヨタ モーター コーポレーション オーストラリア㈱)を株式取得により子会社化 p.5
  25. 1982年7月トヨタ自動車販売㈱と合併し、社名をトヨタ自動車㈱に変更 p.5
  26. 1982年10月トヨタ モーター クレジット㈱設立 p.5
  27. 1984年2月当社とGM社(当時)との間で合弁会社ニュー ユナイテッド モーター マニュファクチャリング㈱を設立 p.5
  28. 1986年1月トヨタ モーター マニュファクチャリング U.S.A.㈱(現在のトヨタ モーター マニュファクチャリング ケンタッキー㈱)およびトヨタ モーター マニュファクチャリング カナダ㈱を設立 p.5
  29. 1989年12月トヨタ モーター マニュファクチャリング(UK)㈱設立 p.5
  30. 1991年2月トヨタ自動車九州㈱設立 p.5
  31. 1996年2月トヨタ モーター マニュファクチャリング インディアナ㈱設立 p.5
  32. 1996年9月北米における製造・販売会社の資本関係再編成に伴い、トヨタ モーター ノース アメリカ㈱(現在は同地域の子会社と合併)を設立 p.5
  33. 1996年10月北米における製造統括会社トヨタ モーター マニュファクチャリング ノース アメリカ㈱(現在のトヨタ モーター エンジニアリング アンド マニュファクチャリング ノースアメリカ㈱)を設立 p.5
  34. 1998年9月ダイハツ工業㈱を株式取得により子会社化 p.5
  35. 1998年10月欧州における製造統括会社トヨタ モーター ヨーロッパ マニュファクチャリング㈱(現在は同地域の販売統括会社、持株会社と合併)を設立 p.5
  36. 2000年7月金融統括会社トヨタファイナンシャルサービス㈱を設立 p.5
  37. 2001年4月㈱豊田自動織機製作所(現在の㈱豊田自動織機)に産業車両および物流システム事業を譲渡 p.5
  38. 2001年8月日野自動車㈱を株式取得により子会社化 p.5
  39. 2002年3月当社とプジョー シトロエン オートモービルズ SA(当時)との間で合弁会社トヨタ プジョー シトロエン オートモービル チェコ㈲を設立(現在は子会社化し、社名をトヨタモーター マニュファクチャリング チェコ㈲に変更) p.5
  40. 2002年4月欧州における持株会社トヨタ モーター ヨーロッパ㈱(現在は同地域の販売統括会社、製造統括会社と合併)を設立 p.5
  41. 2002年8月中国第一汽車集団有限公司と中国での自動車事業における協力関係構築に基本合意 p.5
  42. 2004年9月当社と広州汽車集団股份有限公司との間で合弁会社広州トヨタ自動車㈲(現在の広汽トヨタ自動車㈲)を設立 p.5
  43. 2005年10月欧州における販売統括会社トヨタ モーター マーケティング ヨーロッパ㈱は、同地域の製造統括会社、持株会社と合併(合併後社名 トヨタ モーター ヨーロッパ㈱) p.5
  44. 2006年3月富士重工業㈱(現在の㈱SUBARU)と業務提携 p.5
  45. 2010年10月トヨタホーム㈱に住宅事業を承継 p.5
  46. 2012年7月関東自動車工業㈱は、セントラル自動車㈱およびトヨタ自動車東北㈱と合併し、社名をトヨタ自動車東日本㈱に変更 p.5
  47. 2015年12月ニュー ユナイテッド モーター マニュファクチャリング㈱の解散申請を、米国の管轄裁判所が認可 p.5
  48. 2017年2月スズキ㈱と業務提携に向けた覚書を締結(2019年8月資本提携) p.5
  49. 2017年8月マツダ㈱と業務資本提携 p.6
  50. 2018年3月当社とマツダ㈱との間で合弁会社マツダトヨタマニュファクチャリングUSA,Inc.を設立 p.6
  51. 2019年9月㈱SUBARUと業務資本提携拡大 p.6
  52. 2020年1月当社とパナソニック㈱との間で、街づくり事業に関する合弁契約に基づき、プライム ライフテクノロジーズ㈱を設立し、両社の住宅事業を統合 p.6
  53. 2020年4月当社とパナソニック㈱との間で、車載用角形電池事業に関する事業統合契約および合弁契約に基づき、プライムプラネットエナジー&ソリューションズ㈱を設立 p.6
  54. 2021年3月いすゞ自動車㈱、日野自動車㈱と商用事業における協業に関する共同企画契約を締結いすゞ自動車㈱と資本提携 p.6
  55. 2021年7月いすゞ自動車㈱、スズキ㈱、日野自動車㈱、ダイハツ工業㈱と商用事業における協業に関する共同企画契約を締結(当該契約に基づき、2021年3月に締結した、いすゞ自動車㈱、日野自動車㈱との共同企画契約を終了) p.6
  56. 2023年5月ダイムラートラック社、三菱ふそうトラック・バス㈱および日野自動車㈱とCASE技術開発・商用車事業の強化に向けて協業すると共に、三菱ふそうトラック・バス㈱と日野自動車㈱の統合に関する基本合意書を締結(2025年6月に最終契約を締結) p.6
  57. 2025年6月ダイムラートラック社、三菱ふそうトラック・バス㈱および日野自動車㈱との間で、三菱ふそうトラック・バス㈱と日野自動車㈱を統合する最終契約を締結(当該契約に基づき、2026年4月1日において、日野自動車㈱は当社の連結子会社から除外) p.6

大株主 上位10名 ・ 2026年3月31日現在 ・ 出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.76

#株主名所有株式数(千株)持株比率出所
1日本マスタートラスト信託銀行㈱1,667,97112.80%p.76
2㈱豊田自動織機1,192,3319.15%p.76
3㈱日本カストディ銀行794,8946.10%p.76
4日本生命保険(相)633,0454.86%p.76
5ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー602,3124.62%p.76
6ジェーピー モルガン チェースバンク537,9264.13%p.76
7㈱デンソー449,5763.45%p.76
8ザ バンク オブ ニューヨークメロン アズ デポジタリ バンクフォー デポジタリ レシート ホルダーズ355,3692.73%p.76
9トヨタ不動産㈱249,7541.92%p.76
10㈱アイシン173,2461.33%p.76
持株比率は発行済株式(自己株式を除く)に対する割合。信託銀行の株式数は信託業務に係るもの。

役員 10名 ・ 男性8名 女性2名 ・ 2026年6月10日現在 ・ 出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.98–102

  • 取締役会長豊田章男代表取締役p.98
  • 取締役副会長佐藤恒治代表取締役p.98
  • 取締役副社長中嶋裕樹代表取締役p.99
  • 取締役副社長宮崎洋一代表取締役p.100
  • 取締役岡本薫明p.100
  • 取締役藤沢久美p.101
  • 取締役George Olcottp.101
  • 取締役Christopher P. Reynoldsp.101
  • 取締役大島眞彦p.102
  • 取締役長田弘己p.102

従業員・人的資本 出所: 有価証券報告書 2026年3月期「従業員の状況」 p.124–125 ほか

連結従業員数
390,927 人
単体従業員数
73,133 人
平均年齢
40.5 歳
平均勤続年数
15.1 年
平均年間給与
10,060,464 円
女性管理職比率
3.9 %
男性育児休業取得率
79.0 %
男女賃金差異(全体)
67.0 %
同(正社員)
66.8 %
同(パート・有期)
59.7 %
役員の女性比率
20 %(女性2名/10名)
自己資本比率(連結)
37.8 %
ROE(連結)
10.1 %
EPS
295.25 円
BPS
3,062.82 円
株主総利回り
205.1 %

セグメント別従業員数(連結)

セグメント従業員数(人)出所
自動車事業343,952p.124
金融事業16,222p.124
その他の事業23,934p.124
全社(共通)6,819p.124

開示の記述 出所: 有価証券報告書 2026年3月期 の該当章をそのまま掲載

経営方針、経営環境及び対処すべき課題等

本項においては、将来に関する事項が含まれていますが、当該事項は2026年3月31日現在において判断したものです。 p.13

(1)会社の経営の基本方針当社および連結子会社(以下、トヨタという。)は経営の基本方針を「トヨタ基本理念」として掲げており、その実現に向けた努力が、企業価値の増大につながるものと考えています。その内容は次のとおりです。1. 内外の法およびその精神を遵守し、オープンでフェアな企業活動を通じて、国際社会から信頼される企業市民をめざす2. 各国、各地域の文化、慣習を尊重し、地域に根ざした企業活動を通じて、経済・社会の発展に貢献する3. クリーンで安全な商品の提供を使命とし、あらゆる企業活動を通じて、住みよい地球と豊かな社会づくりに取り組む4. 様々な分野での最先端技術の研究と開発に努め、世界中のお客様のご要望にお応えする魅力あふれる商品・サービスを提供する5. 労使相互信頼・責任を基本に、個人の創造力とチームワークの強みを最大限に高める企業風土をつくる6. グローバルで革新的な経営により、社会との調和ある成長をめざす7. 開かれた取引関係を基本に、互いに研究と創造に努め、長期安定的な成長と共存共栄を実現する p.13

(2)トヨタフィロソフィートヨタはモビリティカンパニーへの変革を進めるために、改めて歩んできた道を振り返り、未来への道標となる「トヨタフィロソフィー」をまとめました。トヨタはモビリティカンパニーとして移動にまつわる課題に取り組むことで、人や企業、コミュニティの可能性を広げ、「幸せを量産」することを使命としています。そのために、モノづくりへの徹底したこだわりに加えて、人と社会に対するイマジネーションを大切にし、様々なパートナーと共に、唯一無二の価値を生み出していきます。 p.13

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「トヨタフィロソフィー」わたしたちは、幸せを量産する。MISSION 技術でつかみとった未来の便利と幸福を手の届く形であらゆる人に還元する。可動性(モビリティ)を社会の可能性に変える。人、企業、自治体、コミュニティがVISIONできることをふやし、人類と地球の持続可能な共生を実現する。トヨタウェイソフト、ハード、パートナーのVALUE3つの強みを融合し、唯一無二の価値を生み出す。 p.13

(3)会社の対処すべき課題グループビジョン「次の道を発明しよう」グループビジョンは、トヨタグループ*の目指すべき方向、トヨタグループ全員が立ち戻ることができるビジョン・価値観です。「次の道を発明しよう」。グループの創始者・豊田佐吉は「苦労する母親を少しでも楽にしたい」という想いで、「豊田式木製人力織機」を発明しました。そして、豊田喜一郎は「日本人の頭と腕で自動車工業を興さねばならない」との想いで「国産乗用車」を発明しました。誰かを想い、学び、技を磨き、ものをつくり、人を笑顔にする。発明への情熱と姿勢こそ、トヨタグループの原点です。正解のない時代に、互いに「ありがとう」と言い合える風土を築き、多様な人財が活躍し、未来に必要とされるトヨタグループを目指していきます 。* ㈱豊田自動織機、トヨタ自動車㈱、愛知製鋼㈱、㈱ジェイテクト、トヨタ車体㈱、豊田通商㈱、㈱アイシン、㈱デンソー、トヨタ紡織㈱、トヨタ不動産㈱、㈱豊田中央研究所、トヨタ自動車東日本㈱、豊田合成㈱、ダイハツ工業㈱、トヨタホーム㈱、トヨタ自動車九州㈱、ウーブン・バイ・トヨタ㈱の17社(2026年4月1日時点)「商品軸」「地域軸」経営当社は、「もっといいクルマづくり」を掲げ、Toyota New Global Architecture(TNGA)によるラインアップの群戦略などといった「商品を軸とした経営」と、お客様・地域社会に信頼される「その町いちばんのクルマ屋」を目指す「地域軸経営」により、強固な収益基盤を着実に築いてきました。 p.14

一つひとつの商品は、一朝一夕に生まれるものではありません。多くの仲間が、長い間積み上げてきたものであり、開発・生産・仕入先・販売店、そしてお客様や市場など、多くの関係者によって育てていただいたものだと考えています。地域の皆様との信頼関係も同様です。 p.15

さらに、2025年10月に開催されたジャパンモビリティショーにおいて、「トヨタ」「レクサス」「ダイハツ」 p.15

「GR」に加え、新たに「センチュリー」ブランドを提案しました。 p.15

なかでも、「センチュリー」は、「ジャパン・プライドを世界へ発信するブランド」を目指しています。その名には「次の100年をつくる」という想いが込められており、日本発の新たな価値創造を通じて、当社は、持続可能で平和な社会の実現に貢献していきたいと考えています。 p.15

また、TOYOTAブランドについては、「TO YOU」という言葉に当社の想いを載せました。当社が発表したIMVOriginは、あえて未完成の状態で工場から出荷することで、地域の中に「組み立てる」という新しい仕事を生み、さらには、暮らしや仕事の多様な用途に応じて自由にカスタマイズすることで、その地域にとって最適な一台を生み出していくことを目指しています。 p.15

当社グループの各ブランドが、これまで以上に明確な役割を担い、互いに補完し合うことで、お一人おひとりに応える多様な商品を通じ、お客様の選択肢をさらに広げていきます。 p.15

継続的な損益分岐台数の改善当社は、2024年および2025年において、認証問題や余力不足と正面から向き合い、足場固めに取り組んできました。その結果、安全・品質が徹底され、余力創出が進み、生産も安定しました。一方で、人への投資や未来への投資の拡大に加え、米国関税の影響も重なり、足元では、損益分岐台数が大きく上昇しています。 p.15

この課題に対応すべく、全社一丸となった取り組みを開始しました。すべての地域・本部・カンパニーで、固定費の見直しや、原価改善・営業面の努力などによる収益の積み増しを進めるとともに、従業員一人ひとりが仕事のやり方を見直し、ムダのない正味作業を追求することで、生産性を一層向上させていきます。例えば、定型作業や付加価値が低い業務には、これまで以上にAIを積極活用し、人にしかできない仕事に集中することで、正味率を向上させます。このように、足場固めの成果を「稼ぐ力」に着実につなげ、損益分岐台数の改善に徹底的にこだわっていきます。環境が悪いときにも収益を上げ、ステークホルダーの皆様とともに成長への取り組みをサステナブルに継続できることが、当社に求められる経営体質だと考えています。 p.15

加えて、モビリティカンパニーへの変革に向けて、重要な役割を果たすのがバリューチェーン事業です。この事業は、新車販売後の長い保有期間を通じて、お客様に継続的な価値を提供するビジネスであり、これまで着実に成長してきました。これは、商品軸・地域軸経営によって築かれた強いブランドに支えられた多様な商品が、世界中で1.5億台の保有につながったことに加え、修理のしやすさや補給部品の供給力も含めた商品力、高水準の残価をサービス・金融・中古車販売・保険などの現場が、1台1台の価値を最大限に活かそうと努力してきた結果です。今後は、新車とバリューチェーン事業の好循環に加え、ソフトウエアや多様なモビリティ・サービスを通じた新たな価値創造を推進し、収益基盤の一層の強化を図っていきます。 p.15

また、生産現場をはじめとする各職場では、多くの課題に向き合いながらも、「もっといいクルマ」を目指して日々、改善に取り組んでいます。その努力を結果に結びつけるべく、経営陣と現場が一体となり、各職場の力を最大限に発揮できる環境づくりに取り組んでいきます。モビリティカンパニーへの変革当社は、すべての人に「移動の自由」を届ける企業への変革を目指し、事業活動を推進しています。将来にわたり、クルマが世の中の役に立ち、お客様を笑顔にするモビリティであり続けるためには、交通事故や環境負荷等の課題を低減するとともに、利便性や快適性、運転の楽しさといった価値を高めていくことが必要です。クルマを真ん中に置いて、データやエネルギーの可動性を高め、社会システムとの融合を視野に入れ、新しい移動価値の創造と新しい産業構造をつくっていくことに挑戦していきます。[交通事故ゼロ社会への貢献:SDV(Software Defined Vehicle)]モビリティカンパニーへの変革のリード役となるのがSDVです。当社がSDVに取り組む一番の目的は交通事故ゼロ社会の実現であり、SDVを通じて、より安全・安心で、楽しい移動を実現します。交通事故ゼロ社会の実現はクルマの技術革新だけでは難しく「クルマ」「ヒト」「インフラ」の三位一体での取り組みが不可欠です。例えば、クルマだけの進化では補えない死角からの飛び出しに、路上インフラのセンサー情報を活用するインフラとの協調や、ドライバー(ヒト)の運転を自律的にサポートしてくれるAIエージェントなどです。 p.15

クルマが社会とつながるためには、切れ目のない通信環境やデータセンターなどの整備が重要であり、その基盤構築を進めています。 p.16

当社は「安全・安心を一丁目一番地」としながら、お客様とともに育つAIエージェント、プロフェッショナルや若かりし頃の運転を再現するクルマなど、データとAIが生み出すSDVの多様な価値を保有1.5億台の強みを活かし、具体化させていきます。ソフトウエア開発の土台となる電子プラットフォームの刷新や、モデルチェンジ後のRAV4に搭載されたソフトウエアづくりプラットフォーム「Arene」を通じて、安全・安心かつ高品質なソフトウエアを継続的にお客様に提供していきます。 p.16

引き続き、産業を超えたパートナーとも力を合わせて、当社らしいSDVの基盤整備を加速していきます。[Toyota Woven City]当社は、モビリティカンパニーへの変革を掲げ、その変革に向けて、新たなプロダクトやサービスを生み出していく「モビリティのテストコース」として、Toyota Woven City(トヨタ・ウーブン・シティ)を位置づけています。当社グループの一社であるウーブン・バイ・トヨタが、当社とともにプロジェクトを進めており、2025年9月にオフィシャルローンチを迎えました。企業・個人が様々なプロダクトやサービスの実証を開始するとともに、一部住民が居住を開始しています。 p.16

当社のモノづくりの知見やウーブン・バイ・トヨタのソフトウエア技術、そしてそれぞれのInventor(発明家)が持つ様々な強みや専門性といった、自分たちが持っていないものを掛け合わせることで、今は存在しない価値をつくり出していきます。それが、私たちが目指す「カケザン」による発明です。 p.16

さらに、この「カケザン」による発明を加速させる施設として、2026年4月より「Woven City InventorGarage」(以下、Inventor Garage)の稼働を開始しました。Inventor Garageは長年にわたり、乗用車を生産してきたトヨタ自動車東日本㈱の東富士工場プレス建屋をリノベーションして誕生した施設です。東富士工場が培ってきたモノづくりの魂を受け継ぎ、未来のイノベーションへとつなげる、Toyota Woven Cityの象徴でもあります。Inventor Garageでは、発明品のプロトタイプを製作するモノづくりスペースや、実証スペースが備えられており、プロダクトやサービスの開発拠点となることが期待されています。 p.16

Toyota Woven Cityは、ヒト・モビリティ技術・インフラが互いに連携するしくみなどの実証を行い、安全・安心な「モビリティ社会」の実現を目指します。想いをともにする人々と、Toyota Woven Cityからモビリティカンパニーへの変革を目指し、未来を紡いでいきます。ステークホルダーとの関係強化・文化当社の持続的な企業価値向上のためには、株主・投資家の皆様をはじめ、お客様、地域社会、販売店、仕入先など多様なステークホルダーとの信頼関係を一層強化させていくことが重要な課題であると認識しています。[TOYOTA WORLD ARIGATO FEST. 2025]2025年12月、当社グループを支える地域社会、各地域の販売店、取引先、投資家の皆様をご招待し、日頃の感謝を伝える場としてTOYOTA WORLD ARIGATO FEST. 2025を開催しました。当イベントでは、トヨタが今後投入を予定している新型車をご覧いただいたほか、開発中の様々なモビリティを体感していただきました。 p.16

今回のイベントで相互に交わされた「ARIGATO」から、当社は、ステークホルダーの皆様と築いてきた信頼の大切さを改めて実感しました。「ARIGATO」と言い合える関係を、世代を超えて受け継ぎ、その絆をさらに深めていきます。[TOYOTA ARENA TOKYO]2025年10月にTOYOTA ARENA TOKYOがオープンしました。男子プロバスケットボールリーグ Bリーグ「アルバルク東京」のホームアリーナとして使用するほか、様々なスポーツ観戦やエンターテインメント興行に対応可能な多目的アリーナです。コンセプトは「可能性にかけていこう」です。スポーツや音楽で頑張る人たち、特に若い方たちが可能性に挑戦する場所として、活用してもらいたいと考えています。 p.17

TOYOTA ARENA TOKYOがバスケットボールをはじめとするスポーツやエンターテインメントを愛する人にとっての憧れの場に。そしてファンの皆様、ここに住む人、働く人、訪れる人、一人ひとりと一緒になって、365日の賑わいをつくっていくとともに、スポーツの、モビリティの、この街の、あらゆる可能性を解き放つ場所になっていくことを目指します。 p.17

第一部 第2 事業の状況 1EDINETで原文を開く → p.13–18

事業等のリスク

以下において、トヨタの事業その他のリスクについて、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項を記載しています。ただし、以下はトヨタに関するすべてのリスクを網羅したものではなく、記載されたリスク以外のリスクも存在します。かかるリスク要因のいずれによっても、投資家の判断に影響を及ぼす可能性があります。 p.35

本項においては、将来に関する事項が含まれていますが、当該事項は有価証券報告書提出日(2026年6月10日)現在において判断したものです。 p.35

(1)市場および事業に関するリスク p.35

続きを読む(残り22段落)

①自動車市場の競争激化世界の自動車市場では激しい競争が繰り広げられています。トヨタは、ビジネスを展開している各々の地域で、自動車メーカーとの競争に直面しています。近年、自動車市場における競争はさらに激化しており、厳しい状況が続いています。また、世界の自動車産業におけるCASEなどの技術革新が進むことによって、競争は今後より一層激化する可能性があり、業界再編につながる可能性もあります。競争に影響を与える要因としては、製品の品質・機能、安全性、信頼性、燃費、革新性、開発に要する期間、価格、カスタマー・サービス、自動車金融の利用条件、各国の税制優遇措置等の点が挙げられます。競争力を維持することは、トヨタの既存および新規市場における今後の成功、販売シェアにおいて最も重要です。トヨタは、エンジン車から電動車へのお客様のニーズの変化など、昨今の自動車市場の急激な変化に的確に対応し、今後も競争力の維持強化に向けた様々な取り組みを進めていきますが、将来優位に競争することができないリスクがあります。競争が激化した場合、自動車の販売台数の減少や販売価格の低下などが起きる可能性があり、それによりトヨタの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローが悪影響を受けるリスクがあります。 p.35

②自動車市場の需要変動トヨタが参入している各市場では、今までも需要が変動してきました。各市場の状況によって、自動車の販売は左右されます。トヨタの販売は、世界各国の市場に依存しており、各市場の景気動向はトヨタにとって特に重要です。このような需要の変化は現在でも続いており、この状況が今後どのように推移するかは不透明です。今後トヨタの想定を超えて需要の変化が継続または悪化した場合、トヨタの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローが悪影響を受ける可能性があります。また、需要は、販売・金融インセンティブ、原材料・部品等の価格、燃料価格、政府の規制(関税、輸入規制、その他の租税を含む)など、自動車の価格および自動車の購入・維持費用に直接関わる要因により、影響を受ける場合があります。需要が変動した場合、自動車の販売台数の減少や販売価格の低下などが起きる可能性があり、それによりトヨタの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローが悪影響を受けるリスクがあります。 p.35

③お客様のニーズに速やかに対応した、革新的で価格競争力のある新商品を投入する能力製品の開発期間を短縮し、魅力あふれる新型車でお客様にご満足いただくことは、自動車メーカーにとっては成功のカギとなります。特に、品質、安全性、信頼性、サステナビリティにおいて、お客様にご満足いただくことは非常に重要です。世界経済の変化や技術革新に伴い、自動車市場の構造が急激に変化している現在、お客様の価値観とニーズの急速な変化に対応した新型車および新機能を適時・適切にかつ魅力ある価格で投入することは、トヨタの成功にとってこれまで以上に重要であり、技術・商品開発から生産にいたる、トヨタの事業の様々なプロセスにおいて、そのための取り組みを進めています。しかし、トヨタが、品質、安全性、信頼性、スタイル、サステナビリティ、その他の性能に関するお客様の価値観とニーズを適時・適切にかつ十分にとらえることができない可能性があります。また、トヨタがお客様の価値観とニーズをとらえることができたとしても、その有する技術、知的財産、原材料や部品の調達、原価低減能力を含む製造能力またはその他生産性に関する状況により、価格競争力のある新製品を適時・適切に開発・製造できない可能性があります。また、トヨタが計画どおりに新製品の投入や設備投資を実施し、製造能力を維持・向上できない可能性もあります。お客様のニーズに対応する製品を開発・提供できない場合、販売シェアの縮小ならびに営業収益と利益率の低下を引き起こすリスクがあります。 p.36

④効果的な販売・流通を実施する能力トヨタの自動車販売の成功は、お客様のご要望を満たす流通網と販売手法に基づき効果的な販売・流通を実施する能力に依存します。トヨタはその参入している各主要市場につきお客様の価値観または地政学的な緊張関係や規制環境において、変化に効果的に対応した流通網と販売手法を展開できない場合は、営業収益および販売シェアが減少するリスクがあります。 p.36

⑤ブランド・イメージの維持・発展競争の激しい自動車業界において、ブランド・イメージを維持し発展させることは非常に重要です。ブランド・イメージを維持し発展させるためには、トヨタグループおよび仕入先が法令遵守を徹底し、お客様の価値観やニーズに対応した安全で高品質の製品を提供すること、また、ステークホルダーの皆様への迅速かつ適切な情報発信を通じ、ステークホルダーの皆様の信頼をさらに高めていくことが重要です。また、企業としてサステナビリティに貢献することの重要性も高まっています。 p.36

しかし、トヨタグループや仕入先があらゆる場面において、それを徹底できるとは限りません。さらに、トヨタまたは仕入先がサステナビリティに貢献しない、または気候変動やサプライチェーンにおける人権保護など、特定のサステナビリティに関する目標または目的を達成できない場合、トヨタのブランド・イメージが低下する可能性があります。トヨタのブランド・イメージを効果的に維持し発展させることができなかった場合、営業収益と利益率の低下を引き起こすリスクがあります。 p.36

⑥仕入先への部品・原材料供給の依存トヨタは、部品や原材料などの調達部品を世界中の複数の競合する仕入先から調達する方針を取っていますが、調達部品によっては他の仕入先への代替が難しいものもあり、特定の仕入先に依存しているものがあります。また、かかる特定の仕入先からの調達ができない場合、当該部品等の調達がより困難となり、生産面への影響を受ける可能性があります。さらに、トヨタが直接の取引先である一次仕入先を分散していたとしても、一次仕入先が部品調達を二次以降の特定の仕入先に依存していた場合、同様に部品の供給を受けられないリスクもあります。仕入先の数に関わらず、トヨタが調達部品を継続的にタイムリーかつ低コストで調達できるかどうかは、多くの要因の影響を受けますが、それら要因にはトヨタがコントロールできないものも含まれています。それらの要因の中には、仕入先が継続的に調達部品を調達し供給できるか、またトヨタが、仕入先から調達部品を競争力のある価格で供給を受けられるか等が含まれます。このような能力に悪影響を与える可能性のある状況には、地政学的な緊張や、経済制裁などの政府の行動が含まれます。特定の仕入先を失う、またはそれら仕入先から調達部品をタイムリーもしくは低コストで調達できない場合、トヨタの生産に遅延や休止またはコストの増加を引き起こす可能性があり、トヨタの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローに悪影響が及ぶ可能性があります。 p.37

⑦金融サービスにおける競争の激化世界の金融サービス業界では激しい競争が繰り広げられています。自動車金融の競争激化は、利益率の減少を引き起こす可能性があります。この他トヨタの金融事業に影響を与える要因には、トヨタ車の販売台数の減少、中古車の価格低下による残存価値リスクの増加、貸倒率の増加および資金調達費用の増加が挙げられます。 p.37

⑧デジタル情報技術および情報セキュリティへの依存トヨタは、機密データを含む電子情報を処理・送信・蓄積するため、または製造・研究開発・サプライチェーン管理・販売・会計を含む様々なビジネスプロセスや活動を管理・サポートするために、第三者によって管理されているものも含め、様々な情報技術ネットワークやシステムを利用しています。さらに、トヨタの製品にも情報サービス機能や運転支援機能など様々なデジタル情報技術が利用されています。これらのデジタル情報技術ネットワークやシステムは、安全対策が施されているものの、ハッカーによる不正アクセスやコンピュータウィルスによる攻撃、トヨタが利用するネットワークおよびシステムにアクセスできる者による不正使用・誤用、開発ベンダー・クラウド業者など関係取引先からのサービスの停止、電力供給不足を含むインフラの障害、天災などによって被害や妨害を受ける、または停止する可能性があります。特にサイバー攻撃や他の不正行為は苛烈さ、巧妙さ、頻度において脅威を増しており、そのような攻撃の標的であり続ける恐れがあります。このような事態が起きた場合、重要な業務の中断や、機密データの漏洩、トヨタ製品の情報サービス機能・運転支援機能などへの悪影響のほか、法的請求、訴訟、賠償責任、罰金の支払い義務などが発生する可能性もあります。その結果、トヨタのブランド・イメージや、トヨタの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローに悪影響を及ぼす可能性があります。さらに、トヨタの取引先やビジネスパートナーに対する同様の攻撃は、トヨタにも同様の悪影響を与える可能性があります。 p.37

⑨気候変動および低炭素経済への移行気候変動リスクは、日本および世界で、社会面、規制を含む政治面での関心が高まっています。これらのリスクには、気候変動による物理的リスクや低炭素経済への移行リスクが含まれます。 p.38

気候変動の物理的リスクには、台風、洪水、竜巻、干ばつ、山火事など突発的な気象変化に起因する影響と、気温上昇、海面上昇など、長期的な気象変化による影響の両方が含まれます。トヨタはBusiness ContinuityPlan(BCP)を策定していますが、異常気象による大規模災害に加え、熱波等が増加・激甚化することで熱中症のリスクが増加し、また、干ばつや渇水による水不足も予想されます。これらは、トヨタならびに仕入先および取引先の従業員、施設およびその他の資産に損害を与える可能性があり、トヨタの生産、販売またはその他の事業運営に悪影響を及ぼす可能性があります。大規模な災害等はまた、お客様の財政状態に悪影響を及ぼし、トヨタの製品およびサービスの需要に悪影響を与える可能性があります。 p.38

低炭素経済への移行リスクとは、気候関連のリスクを軽減するための規制、技術、および市場の変化やその対応に伴うリスクです。例えば、トヨタは、気候変動に関する法律、規制、政策の変更、気候変動に対処するための技術革新、市場構造の変化をとらえた自動車産業への新規参入者などの要因により、自動車に対するお客様のニーズが変化するリスクにさらされています。お客様のニーズの変化は、トヨタが部品や原材料などの調達部品を継続的かつ競争力のある価格で調達するために、新たな供給網の確立や既存の供給網の強化が必要になるなど、付随的なリスクや課題をもたらす可能性があります。トヨタは、そのようなリスクの顕在化の結果として、またはリスク軽減やリスク対応の努力の結果として、多額の費用および支出を負担する可能性があります。また、お客様のニーズに対応する製品を開発・提供できない場合、販売シェアの縮小ならびに営業収益と利益率の低下を引き起こすリスクがあります。 p.38

トヨタは、トヨタの事業やビジネスパートナーに関する気候変動関連事項の開示を公表しています。この開示には、トヨタの予想に基づき、将来の見通しに関する記述が含まれており、結果的にこれらが実現できない可能性があります。また、気候変動に関する取り組みは意図した結果をもたらさない可能性があり、目標の達成時期やコスト、達成能力に関する予測は、リスクと不確実性を伴います。その結果、気候変動関連の目標が達成できない恐れがあります。特に、中長期にわたるトヨタの気候変動関連の目標の達成には、多大なリソーセスと投資、ならびにコンプライアンス、リスク管理システム、内部統制およびその他の内部手続のさらなる改善が必要です。また、トヨタがコントロールできない環境・エネルギー規制、政策の変更、技術革新、顧客や競合他社の行動等にも影響を受けます。気候変動関連の目標を達成できない、または達成できないとみなされた場合、トヨタのブランド・イメージ、財務状況、経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。詳細については、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組(5)気候変動関連課題への対応(TCFDに基づく気候関連財務情報開示)」を参照ください。 p.38

⑩優秀で多様な人材の確保と育成事業環境の急激な変化やモビリティカンパニーへの変革に向けた取り組みを進めるにあたり、優秀で多様な人材を確保し、育成し続けることが重要です。しかしながら、そのような人材の獲得競争は激しく、トヨタが高い専門性や豊富な経験を持つ多様な人材を計画どおりに採用、定着化できない場合、または成長に必要な機会、教育、リソースを提供できない場合、競争力低下につながり、トヨタの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローに悪影響を与える可能性があります。 p.38

(2)金融・経済のリスク p.39

①為替および金利変動の影響トヨタの収益は、外国為替相場の変動に影響を受け、主として日本円、米ドル、ユーロ、ならびに豪ドル、加ドルおよび英国ポンドの価格変動によって影響を受けます。トヨタの連結財務諸表は、日本円で表示されているため、換算リスクという形で為替変動の影響を受けます。また、為替相場の変動は、外国通貨で販売する製品および調達する材料に、取引リスクという形で影響を与える可能性があります。特に、米ドルに対する円高の進行は、トヨタの経営成績に悪影響を与える可能性があります。為替相場および金利の変動リスクを軽減するために、現地生産を行い、先物為替予約取引や金利スワップ取引を含むデリバティブ金融商品を利用していますが、依然として為替相場と金利の変動は、トヨタの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローに悪影響を与える可能性があります。為替変動の影響および為替リスクの管理に関しては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ①概観 c.為替の変動」および連結財務諸表注記20を参照ください。 p.39

②原材料価格の上昇鉄鋼、貴金属、非鉄金属(アルミ等)、樹脂関連部品など、トヨタおよびトヨタの仕入先が製造に使用する原材料価格の上昇は、部品代や製造コストの上昇につながり、これらのコストを製品の販売価格に十分に転嫁できない場合、トヨタの将来の収益性に悪影響を与える可能性があります。 p.39

③金融市場の低迷世界経済が急激に悪化した場合、多くの金融機関や投資家は、自らの財務体力に見合った水準で金融市場に資金を供給することが難しい状況に陥る可能性があります。その結果、企業がその信用力に見合った条件で資金調達をすることが困難になる可能性があります。必要に応じて資金を適切な条件で調達できない場合、トヨタの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローが悪影響を受ける可能性があります。 p.39

(3)政治・規制・法的手続・災害等に関するイベント性のリスク p.40

①自動車産業に適用される法律、規制および行政措置世界の自動車産業は、様々な法律や規制の適用を受けています。トヨタは、法律や規制、行政措置、またはそれらへの対応の結果として、多額の費用を負担しており、今後も発生することが予想されます。さらに、新しい法律や規制の適用、または既存の法律や規制の変更によっても、将来的に追加的な費用が発生する可能性があります。トヨタが、法律、規制、行政措置に関連して多額の費用を負担する場合、トヨタの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー状況並びにそれらの見通しに重大な影響を及ぼす可能性があります。また、これらの法律、規制および行政措置は、トヨタの事業を制限するものとなる可能性があり、その場合、トヨタの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況並びにそれらの見通しに重大な悪影響を及ぼす可能性があります。例えば、トヨタは自動車の安全性や排ガス、燃費、騒音、公害をはじめとする環境問題などに関する様々な法律と政府の規制の適用を受けています。特に、安全面では、法律や政府の規制に適合しない、またはその恐れのある自動車は、リコール等の市場処置の実施が求められます。さらに、トヨタはお客様の安心感の観点から、法律や政府の規制への適合性に関わらず、自主的に販売停止やリコール等の市場処置を実施する可能性もあります。トヨタが市場に投入した車両にリコール等の市場処置が必要となった場合(リコール等に関係する部品はトヨタが第三者から調達したものも含む)、製品のリコール等にかかる費用を含めた様々な費用が発生する可能性があります。また、多くの政府は、価格管理規制や為替管理規制を制定しています。さらに、規制を遵守できなかった場合、法的手続、リコール、改善措置の交渉、罰金、是正命令、政府承認の取り消しやその他の政府制裁の賦課、製品提供の制限、補償金の支払い等の不利益をもたらす可能性があります。同様に、多くの政府は、関税やその他の貿易障壁、税金、課徴金を課したり、価格や為替の規制を制定しています。例えば、2025年には、自動車産業に特化した関税を含む対米輸出関税の大幅な引き上げが、米国の他の貿易政策の変更とともに発表され、それに対応して他の国々も報復関税や貿易政策の変更を発表し、現在も高い関税率が継続しています。このような関税や貿易政策の将来の変更、または他の関税や貿易関連措置の時期、実施期間、および範囲を予測することは困難であり、最近発表された関税や貿易関連措置は、当社製品のコストを上昇させ、将来の需要の鈍化を引き起こす可能性があります。また、当社のサプライチェーンや物流ネットワークへの影響は、当社の生産や販売に悪影響を及ぼす可能性があります。上記の影響は主として米国におけるものでありますが、トヨタの事業活動への影響は米国に限定されるものではありません。当該状況が長期間継続した場合、トヨタのみならず、自動車産業全体および関連業界の他の企業にも悪影響を及ぼす可能性があり、その結果、トヨタの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況並びにそれらの見通しに悪影響を及ぼす可能性があります。さらに、当該関税や貿易関連措置の影響を緩和するための取り組みは、トヨタのコスト負担を増加させ、経営上注意を要するリスクとなる可能性があります。 p.40

②法的手続トヨタは、製造物責任、知的所有権の侵害等、様々な法的手続の当事者となる可能性があります。また、株主との間で法的手続の当事者となったり、行政手続または当局の調査の対象となる可能性もあります。現在トヨタは、行政手続および当局の調査を含む、複数の係属中の法的手続の当事者となっています。トヨタが当事者となる法的手続で不利な判断がなされた場合、トヨタの評判、ブランド・イメージ、財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローに悪影響が及ぶリスクがあります。政府の規制等の法的手続の状況については連結財務諸表注記32を参照ください。 p.40

③自然災害、感染症、政治動乱、経済の不安定な局面、燃料供給の不足、インフラの障害、戦争、テロまたはストライキの発生トヨタは、全世界で事業を展開することに関連して、様々なイベントリスクにさらされています。これらのリスクとは、自然災害、感染症の発生・蔓延、政治・経済の不安定な局面、燃料供給の不足、天災などによる電力・交通機能・ガス・水道・通信等のインフラの障害、戦争、テロ、ストライキ、操業の中断などが挙げられます。トヨタが製品を製造するための材料・部品・資材などを調達し、またはトヨタの製品が製造・流通・販売される主な市場において、これらの事態が生じた場合、トヨタの事業運営に障害または遅延をきたす可能性があります。トヨタの事業運営において、重大または長期間の障害ならびに遅延が発生した場合、トヨタの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローに悪影響が及ぶリスクがあります。 p.40

第一部 第2 事業の状況 3EDINETで原文を開く → p.35–41

研究開発活動

トヨタは、「クリーンで安全な商品の提供を使命とし、あらゆる企業活動を通じて、住みよい地球と豊かな社会づくりに取り組む」、「様々な分野での最先端技術の研究と開発に努め、世界中のお客様のご要望にお応えする魅力あふれる商品・サービスを提供する」の基本理念のもと、多様化・高度化する市場ニーズを的確にとらえた、高品質・低コストのより魅力ある商品を提供するため、積極的な研究開発活動を行っています。 p.67

トヨタの研究開発は、日本においては、当社を中心に、ダイハツ工業㈱、日野自動車㈱(※1)、トヨタ車体㈱、トヨタ自動車東日本㈱、㈱豊田中央研究所、ウーブン・バイ・トヨタ㈱などの関係各社との密接な連携のもとで推進されています。 p.67

さらに、海外各地域のお客様のニーズに的確にお応えしたクルマづくりのために、グローバルな開発体制を構築しています。主な拠点として、北米地域にトヨタ モーター ノース アメリカ㈱、キャルティ デザイン リサーチ㈱、トヨタ リサーチ インスティテュート㈱、欧州地域にトヨタ モーター ヨーロッパ㈱、トヨタ ヨーロッパデザイン ディベロップメント㈲、TOYOTA RACING㈲(※2)、トヨタ ガズーレーシング ワールド ラリー チーム㈱、アジア地域にToyota Motor Asia (Thailand) Co., Ltd.、トヨタ知能電動車研究開発センター(中国)㈲、一汽トヨタ自動車㈲技術研究開発支社、広汽トヨタ自動車㈲、BYD TOYOTA EV TECHNOLOGYカンパニー㈲、トヨタ自動車技術センター(中国)㈲、レクサス(上海)新エネルギー㈲があります。 p.67

続きを読む(残り7段落)

当連結会計年度に発生したトヨタの研究開発支出は1,522,881百万円です。 p.67

なお、トヨタでは研究開発支出の一部について、無形資産に計上しています。連結損益計算書に計上している研究開発費の詳細については、連結財務諸表注記28を参照ください。 p.67

当連結会計年度における事業別セグメントごとの活動状況および研究開発支出は次のとおりです。 p.67

※1 日野自動車㈱は、2026年4月1日の三菱ふそうトラック・バス㈱との経営統合に伴い、当社の連結子会社から除外されています。 p.67

※2 トヨタ ガズー レーシング ヨーロッパ㈲は2026年1月7日付でTOYOTA RACING㈲に社名変更しました。 p.67

(1)自動車事業トヨタは、走りの楽しさや快適性などクルマがもたらす様々な恩恵による人々の心の豊かさの向上と、環境負荷や交通事故等のクルマのネガティブな面の最小化を、同時に高いレベルで実現していくことを商品・技術開発のビジョンとして掲げています。当連結会計年度には、多くのお客様に愛された「RAV4」は、ソフトウエアを効率的に開発するためのプラットフォーム「Arene」を初めて搭載し6代目となるモデルチェンジとして発売されました。また、「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」で培った知見を活用し、GRシリーズ開発ドライバーも携わりながら、高い走行性能を実現した「カローラ クロス GR SPORT」を発売しました。加えて、中国ではパーソナルな空間としての居心地を重視するお客様が多いことを踏まえ、現地で開発されたバッテリーEV(BEV)「bZ5」を発売しました。8代目となる新型「ES」は、LEXUSの次世代電動車ラインアップの先陣を切るモデルとして、全面刷新され発売しました。また、交通事故ゼロ社会の実現を目指し、SDV(Software Defined Vehicle)を通じて、より安全・安心で、楽しい移動を実現します。交通事故ゼロ社会の実現はクルマの技術革新だけでは難しく「クルマ」「ヒト」「インフラ」の三位一体での取り組みが不可欠です。例えば、クルマだけの進化では補えない死角からの飛び出しに、路上インフラのセンサー情報を活用するインフラとの協調や、ドライバー(ヒト)の運転を自律的にサポートしてくれるAIエージェントなどです。クルマが社会とつながるためには、切れ目のない通信環境やデータセンターなどの整備が重要であり、その基盤構築を進めています。トヨタは「安全・安心を一丁目一番地」としながら、お客様とともに育つAIエージェント、プロフェッショナルや若かりし頃の運転を再現するクルマなど、データとAIが生み出すSDVの多様な価値を保有1.5億台の強みを活かし、具体化させていきます。ソフトウエア開発の土台となる電子プラットフォームの刷新や、ソフトウエアづくりプラットフォーム「Arene」を通じて、安全・安心かつ高品質なソフトウエアを継続的にお客様に提供していきます。引き続き、産業を超えたパートナーとも力を合わせて、トヨタらしいSDVの基盤整備を加速していきます。当事業にかかる研究開発支出は1,507,038百万円です。 p.68

(2)その他の事業基礎研究分野においては、㈱豊田中央研究所を中心として、エネルギー・環境、機械、情報・通信、材料などの幅広い分野における研究活動に取り組んでいます。その他の事業にかかる研究開発支出は15,843百万円です。 p.68

第一部 第2 事業の状況 6EDINETで原文を開く → p.67–69

設備投資等の概要

トヨタでは、投資効率の向上をはかりつつ、環境問題などの社会的要請に対応する新技術・新製品への設備投資や設備更新などの生産関連設備投資および販売関連ほかへの設備投資を実施しています。当連結会計年度の設備投資(使用権資産は含みません。)の内訳は、次のとおりです。当連結会計年度 前期比自動車事業 2,284,125百万円 14.7%金融事業 41,785 △0.2その他の事業 64,749 △35.9合計 2,390,659 12.0リース用資産(外数) 3,639,668 △5.4自動車事業では、当社において703,029百万円の設備投資を実施しました。また、連結子会社においては、国内では、主に新技術・新製品への設備投資を実施し、主な子会社としてプライムプラネットエナジー&ソリューションズ㈱において59,744百万円、トヨタ自動車九州㈱において47,067百万円、トヨタ車体㈱において38,924百万円等の設備投資を実施しました。海外では、主に新製品の投入のための設備投資を実施し、主な子会社として、タイ国トヨタ自動車㈱において209,870百万円、トヨタ バッテリー マニュファクチャリング㈱において186,560百万円、トヨタモーター マニュファクチャリング カナダ㈱において117,786百万円等の設備投資を実施しました。 p.69

金融事業では、トヨタ モーター クレジット㈱など国内外の金融子会社において41,785百万円の設備投資を実施しました。 p.69

その他の事業では、当社および国内外の子会社において64,749百万円の設備投資を実施しました。 p.69

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リース用資産については、トヨタ モーター クレジット㈱においてオペレーティング・リースの対象となる車両の取得により2,177,260百万円の設備投資を実施しました。 p.69

第一部 第3 設備の状況 1EDINETで原文を開く → p.69–70

企業データ このページに載っている件数

業績指標34指標 × 5期
沿革57件
大株主10名
役員10名
開示の記述5章 ・ 約18,180字
関係会社761社
適時開示未取得(TDnet)
知的財産未取得(特許庁)
公共調達未取得(調達ポータル)
このデータをAIで使うMCP対応クライアント(Claude、Cursor など)から、この会社の業績指標・沿革・役員・開示の記述を構造化データで取得できるようにする予定です。
接続方法(準備中)

同業 輸送用機器 ・ 東証33業種

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